『初縁日厄除観音大祈祷会Ⅰ』

2023.01.09 松本市・大安楽寺 [KT]
Nikon Z7Ⅱ TOKINA FishEye10-17mmf3.5-4.5DX
f6 1/5000 ISO-640
市民タイムス掲載の4日付の記事です。 松本市女鳥羽2の大安楽寺(三澤宥智住職)で、上に乗ると厄除けや健康といった御利益があるとされる「大わらじ」が出来上がった。8、9日の初縁日厄除観音大祈祷会で参拝客を迎える。  地元産の稲わらを使った大わらじは長さ約7㍍、幅約3㍍。昨年秋から三澤住職が一日に2~3時間ずつ、丁寧に手で編み上げた。紅白の鼻緒が付いている。  はだしで立つ仁王さまが履いて務めを果たしてもらうとともに、仁王さまの丈夫な体にあやかろうと、仁王像にはわらじが供えられる。時期は、はっきりしないが、半畳ほどの大きさのわらじを持ってきた人がいて、そのことが大わらじの由来とされる。  大わらじの上に乗ると体の痛みが治まったり、悲しみや苦しみが癒やされたりすると伝わる。三澤住職は「県内各地、県外からの参拝もある」と話す。  祈祷は8日午前9時半~午後7時40分、9日午前9時半~午後3時半に、50分おきに行う。わらじ形をしたサブレの販売もある。