『30年ぶりの上弦の月撮影』

2023.06.01 松本市・自宅 [KT]
Nikon Z7Ⅱ Celestron C8  口径203ミリ、f2003ミリ
f10 1/1000 ISO-1600
最後にこのシュミカセを使ったのは、30歳前半にお盆に乗鞍岳・畳平にこのシュミ・カセを持って行き木星・土星を観ました。標高が3000メートルで大気が薄いので、シーイングが抜群に素晴らしく、土星の輪のカッシーニ溝や本体の模様がはっきり観え、木星も模様はまるでボイジャーから送られて来た画像と同様に、複雑に入り乱れている構造が観れてびっくりしました。その後仕事が忙しくなり、シュミカセはアルミケースの中で30年間眠っておりました。 やっと最近、時間に余裕が出て、出してみると鏡筒の前面の補正板、主鏡とも全く綺麗でした。まだ日が沈まない空が明るく、上弦の月も暗かったので設定をモノクロ設定で、直焦点撮影。ミラーレスですとファインダーで明るさを確認できるので、露出時間決定も楽でした。